趣味の一つで空きスペースにプラ舟ビオトープを設置しています。電源がとれない位置でしたので、ソーラー式の水中ポンプを追加したお話です。
概要
我が家のプラ舟ビオトープです。
すでにオーバーフローパイプ、濾過槽と水中ポンプを取り付けた後の写真になりますが、こんな感じに40Lのプラ舟をオーバーフローパイプで2つ連結し、水の循環と水量の確保を行っています。
もともとはプラ舟を連結していませんでしたが、メダカを退避する際に水質の変化が気になり、全滅のリスクも考慮して連結することにしました。あまり広いスペースをとれなかったので、水量の確保と、一括濾過を目的として、今回、オーバーフローパイプ、濾過槽と水中ポンプを設置しました。
今回は水中ポンプの設置について、備忘も兼ねて紹介します。
全くの余談ですが、プラ舟間に距離が空いているのは、ちょうど植木鉢の下に配水管の点検口があるため、後から点検できるようにプラ舟の設置を避けてこうなりました。
NEFSOLAR ソーラーポンプ 8W 3000mAh内蔵バッテリー搭載
バッテリー内蔵のため、翌日が曇りなどでも、晴れの日と同等には動作してくれます。仕様として夜間はポンプが止まりますのでご注意ください。
Liwinting 防水DC延長コード 3メートル
ビオトープの場所が半日日陰の場所でしたので、ソーラーパネルとの電源ケーブルを延長するために今回利用ました。
パイプカッター
塩ビパイプをカットするために使用しました。ダイソーなどに売っているようなものでも問題はないと思います。確か500円ほどで売っていた記憶があります。
塩ビパイプ VP13+エルボなど
バスボンドは配管のエンドキャップと水中ポンプと付属チューブの取り付け用部品を加工するために使用しました。水圧があんまりかからない用途のため、グルーガンでも問題ないかもしれません。
オーバーフローパイプについては、詰まりの事故を防ぎたかったので呼び径25mmのものを利用しています。
詳細
ソーラーポンプについて
ソーラーパネルは日当たりのいい場所に設置するため、セリアに売っていたフックと組み合わせてフェンスに引っかけています。
前項でも記載しましたが、このソーラーポンプはバッテリー内蔵のため、充電も行ってくれます。なので、日当たりが弱い場合でもバッテリーが充電されていれば、日当たりのいい場合と同様に動作してくれるのがいいところです。ただ、どこを見てもバッテリー残量を確認することができないので、いまいちその性能を把握できないのが残念なところです。
ちなみに、写真を撮った日はこのように雨上がりで曇っていましたが、晴れの日同様に水中ポンプが揚水してくれていました。
水量を図っていないのであまり参考にはならないかもしれませんが、水中ポンプから呼び径13mmの塩ビパイプに対し以下の経路で晴れの日同様に揚水できています。
延長コードについて
プラ舟を設置している場所があまり日当たりのいい場所ではなかったため、ソーラーパネルをあまりいい場所に設置できませんでした。プラグのサイズを測ったところ「内径1.35mm 外径3.5mm」でしたので、それに合う商品を探し、以下の商品を見つけました。ただ、ネジ山のピッチについては記載がなく不安でしたが、ものは試しで購入してみました。
案の定、ネジ山のピッチが合いませんでした。
倍ほどの違いがあるようです。経はは同等でした。
とりあえず接続してみると、通電は問題なくされ、ソーラーポンプは正常に動作しているようです。
また、ピッチの違いが倍ほどだったためか、ネジ山を潰すことなく、防水用のキャップを閉めることはできました。ただ、やはりピッチが合っていないことと、防水用の赤いゴムリングがとれやすいことを鑑みて、改めて上から防水テープを巻くなどをした方が安全だと思われます。
何はともあれ、我が家のビオトープにソーラーポンプを設置することができました。
これで、メダカとミナミヌマエビの環境が快適になることを祈ります。
おわりに
見るからに中華製品でしたので品質等について不安が残ります。この記事を投稿した時点で1ヶ月ほどたちますが、今のところ問題なく動作してくれています。保証は1年間あるようですが、この手のものはいつ保証を打ち切るかわからないことや、そもそも連絡が付かなくなることがあるため、違和感を覚えたらすぐに問い合わせることをおすすめします。延長コードの件で問い合わせましたが、おおよそ1営業日ほどで回答をいただけました。ソーラーポンプの延長コードについて、同じように悩まれている方の参考になればと思います。